2026年4月1日(水)、TONETグループ2026年入社式を実施いたしました。

常務取締役 朝倉博之は「企業は社会の中で公共性と社会的価値を発揮してこそ成り立つ。これまで自分を刺させてくれた家族や周囲の方々への感謝の念を忘れることなく、社会に貢献できる一員となるようこれからの成長に期待する。」と役員を代表して式辞を述べ、新入社員一同、期待や緊張の表情を浮かべながら真剣に耳を傾けていました。
入社式後は、当社で社会人生活をスタートさせる新入社員たちに向け、約2週間にわたる新入社員集合研修を実施。
警備業務実施の基本原則や関係法令といった法定警備員教育に属する内容はもちろんのこと、単に「警備員」を育成するのではなく、「セキュリティ業界の将来を担う人物」を育成する第一歩として、ビジネスマナー、ユニバーサル、人権といった、ビジネスパーソンとしてのベーシックスキル、グローバルスタンダートのセキュリティ概論など、時流や社会のニーズに沿った幅広いジャンルを取扱います。
<研修を担当する人材統括課の研修設計コンセプト>
1.ヒューマンスキルパート
さまざまな人の不安・不便・不快を解消し寄り添うセキュリティパーソンは、まず、人間としての資質が必要です。
挨拶や立ち居振る舞い、言葉遣い、電話応対、名刺交換などの一般的ビジネスマナーはもちろんのこと、社会情勢や時代の変化、人と接する職業という特性等を踏まえ、次のような内容も取り入れ、ビジネスパーソンとしての必要な基礎を徹底します。



①コンプライアンス
不正や人権侵害がおきるメカニズムを学んだうえで、業務上の不正やハラスメントなどを防止する方策を考えます。
②情報セキュリティ
ビジネス上の機密保持のほか、コミュニケーションツールの使用法、SNS利用上の脅威、生成AI利用上の注意事項などを取り上げます。
③ユニバーサル
車椅子利用など目に見える障がいを持つ方だけでなく、聴覚、視覚、色覚、識字など、さまざまな特性を持つ方が社会にいることを知るとともに、その苦労等を疑似体験し、応対の原則を学びます。
2.セキュリティパート
「守られる側」から「守る側」となる研修生のベースとなる資質を涵養します。
犯罪の巧妙化や増加という背景、また今後、当社のある名古屋地区でも国際的スポーツ行事などが予定されており、セキュリティのあり方やニーズにもグローバルな視点や大きな変化が必要だと考えています。そのため「昔からこうだ」「日本はこうだ」という伝統的な手法や考え方から脱却し、より強度の高いセキュリティが求められるグローバル水準のセキュリティのトレンドをふんだんに盛り込んだカリキュラムで研修を進めています。



①セキュリティ概論
守るべき資産の定義、体系的な脅威評価、3つのS(Security/Safety/Service)のバランス、セキュリティ・トレードオフなど、ビジネス上の成果と価値を生み出すセキュリティのあり方の原則論を学びます。
②職場暴力(WPV:Workplace Violence)への対応
先日、東京池袋の商業施設で発生したストーカーによる殺傷事件のような職場における暴力行為の防止や対応について、米国労働安全衛生局OSHAの指針や、海外の法執行機関等で用いられるコンフリクトマネジメント(対人トラブル・暴力リスク等を体系的に評価し、段階的に介入して安全に収束させる実務フレーム)などを踏まえた基礎を学びます。
③傷病者対応と血液媒介病原体対策
日本の消防機関や日本赤十字社の救命講習はいずれも「業務として傷病者対応を行う非医療職」に最適化されたものではない一般市民水準の教育であるため、心肺蘇生法やファーストエイド、血液媒介病原体(BBP)対策はいずれもアメリカ心臓協会AHAの「Heartsaver」コース水準以上で訓練を行っています。
約2週間の集合研修を終えた新入社員は、各配属先へと旅立っていきました。
あらたにTONETグループの一員となった2026年新入社員を今後ともよろしくお願いいたします。